厚労省職員23人、午前0時ごろまで送別会 時短要請中

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ほとんどの人は、厚生労働省の役人を非難するだろう。

けど、それだけでいいのだろうか。

 

昨年のコロナ発生以来、中央省庁は正に地獄の職場だ。

 

人員削減で、ただでさえ通常の業務を回すのに一人にかかる負担が大きい。

そんな職場環境で、非常事態であるコロナ対応が舞い込んできたらパンクするのは当然だ。

 

やはり公的機関の人員は、普段から余っている位がちょうどいい。

「税金の無駄遣い」と言われるが、雇用対策の一環、危機管理の一環ということで良いのではと思う。

考え方次第で無駄ではないのだ。

 

話を戻そう。

コロナ発生以来、激務に耐え、寝る時間も無い毎日を送っている役人。

その役人の仕事終わり。言わばプライベートな時間だ。その時間にマスコミに引っかかった。

つまりプライベート中でも、監視されてたわけだ。

 

公務員にはプライベートは無いのか?

どこまでプライベートは保証されるのか?

公務員以外の国民のプライベートはマスコミから守られているのか?

 

そう考えると、平気で他人のプライベートを晒すマスコミの罪は、果たして決して無いと言えるのだろうか。

 

国民全員、マスコミ関係者全員が、多人数で飲食を深夜までやっていないのか?

国民全員が、マスコミ関係者全員が、政府の方針に従っているのか?

そうじゃないだろう。

 

だったら公務員が夜に飲みに行ったって、そっとしておいてやりなよ。

知っていても知らないフリをしてやりなよ。

 

この問題に限らず、世の中全体に、今はもっと「寛容さ」が欲しいよね。

それだけで、もっと生きやすい国になると思う。